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  • 2014.11.17 Monday
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BBC The Musketeers(マスケティアーズ):第3話・ 第4話キャラ萌えアラミス萌え編【ネタバレあり】

いやいやいや、実にいい癒しをいただいています、BBCマスケティアーズ。
日本語直訳「銃士たち」ってのが実になんか、なんか…という感じがしてきたよ。
楽しすぎる。

世界史の落とし込みも欧州らしい視点で実に新鮮だし、「そうなのよ、だからなんでそれが今まで語られなかったの」的なものもあり興味深いし。

でもあまり楽しすぎて盛り上がって、またラストにドツボに突き落とされたらどうしよう。
……でもあの人形劇以上に極悪で意地糞悪いものはないだろう。
うん、大丈夫だ、きっと。

というわけで、キャラ萌え3話、4話まとめていきます。
ストーリーの感想は本家に。

3話 http://kababon.exblog.jp/20386245/
4話 http://kababon.exblog.jp/20386395/

以下ネタバレ。


BBC The Musketeers(マスケティアーズ):第1話・ 第2話キャラ萌え編【ネタバレあり】

いきなり配信が始まったBBC版The Musketeers(マスケティアーズ)の感想。
これは実に楽しいです。
面白いです。
 

銃士作品で被った傷は銃士作品でないと癒せないというのをつくづく思い知ります。
あの底意地の悪い人形劇がゴミ山に埋もれるほどに、もう恨み言なんて言わなくてもいいくらい良質の――つまり原作や登場人物に敬意と愛情を持った銃士作品が、これからもどんどん出てきてほしいもんです。
断っておきますが、しつこいんじゃないの、それだけ根深いのです、真剣に。
 

とはいえ、BBCもまだ始まったばかりで全景が見えていないのですけどね。
ともかく第1話、第2話の大筋感想は本家の方に掲載してありますのでご覧ください。
 

本家1話感想 http://kababon.exblog.jp/20344629/
本家2話感想 http://kababon.exblog.jp/20344870/


本家に載せる=銃士ヲタだけじゃもったいない、ということで。
 

ここでは以下ネタバレ共々キャラ萌え(//∇//)に徹したいと思います。


スペース☆ダンディ:せっかくだから全話振り返ってみる その2

ひきつづきシーズン2各話について。
好き度はあくまでも個人の趣味ですので、念のため。
(個人的好き度☆1〜5)
 

●14話「オンリーワンになれないじゃんよ」(☆4)

 

とにかく衝撃の初オンタイム視聴。
詳しくはこちらで。
 

●15話「闇には闇の音色があるじゃんよ」(☆3.5)
 

シャカタク論争(笑)
一人で生き一人で死んでいくウクレレ男のダークファンタジーというのか。
時の川のポロロッカ現象とか、こういう雰囲気は好き。
サーフィンダンディはやはりかっこいい。
音楽もかっこいい。
ビバップっぽい感じもしたが、脚本が信本さんだった。
でもシャカタクで始まりシャカタクで締めるあたり、きれいにまとまってていいな。
 

●16話「急がば回るのが俺じゃんよ」(☆5)
 

魚型宇宙人のシュールな世界。
本気で魚で、だけどちゃんとドラマがあり、したたかにダンディたちを利用しておいて、でも結局絶望の果てに焼き魚になってしまう。
そして最後ダンディたちはそれを喰ってしまうという、実にとんでもないストーリー。
 

にもかかわらずまあ映像が見事なこと。
トレース調の絵はもとより、水の柱なんて圧倒される。
背景もお魚の国よろしく実にファンタジー。
ハワイアンな音楽に音符が踊ってるのもメルヘンだ(笑)
透明なヒラメのスピード感と「ヒラ〜メ!」の声はセットでインパクト大。
 

「ヒラ〜メ」のゲスト声優さんの、特に魚のカルパッチョ役の浪川さんには本当にがんばった賞をあげたい。
ダンディ全話中のなかでもかなり難物の一つだったのではなかろうか。
レロレロギョッギョしながらウニ〜!イク〜ラ!エンガワ〜!
そして紳士に「カルパッチョォ〜」。
いやいや熱演。
この「魚語」ともども、実にクセになる。
ハワイアンな音符から「ヒラ〜メ!」までのために何度リピートしたことか。
 

故国の魚たちはミナトとヨーコってどこのダウンタウンブギウギだ(笑)
声優さんがさりげに中尾隆聖&白石冬美という大御所もすごい。
取り残された10年の魚を若手(といってももう中堅?)の浪川さん、本星100年の魚をベテラン中尾&白石という配役は実にキャスティングが絶妙。
 

●17話「転校生はダンディじゃんよ」(☆0.5)
 

自分的にはおそらく唯一つまんねー、いわゆる糞回。
労力はすごくかかっているんだろうけどね。
☆0でもよかったけど(放送で見た切り1度も録画リピートしていないのはこれだけ)、歌った声優さんやスタッフの労力にはやはり敬意を表しておこうと思う。
 

ともかくダンディが「転校生」ってだけで、まず激しくしらける。
予告の段階で思い切り萎えた。
どうしたって教師の年齢だろうに。
学園なんてせせこましい閉鎖空間なんざ、この作品で見たくなかったじゃんよ。
 

●18話「ビッグフィッシュはでっかいじゃんよ」(☆4)
 

とにかく絵が動く。
背景まで動く。
うねうね動く。
酔いそうだ。
すごい。
ここまでやるか。
 

ストーリーも老人と海みたいな、白鯨みたいな。
それでいて「まんが日本昔話」的でもあり。
みんなで「大きなかぶ」ならぬ大きな魚を引くあたりの音楽はロックだ。
腹にズンズン響いてくる。
この曲すごくいいぞ!
カッコイイ!
 

キャラがジブリ臭くてドン引きだが、それにしたってトータルなクオリティがそれはそれでいいじゃんよ、と思わせてくれる。
フンドシで釣りするダンディも(・∀・)イイ!!
 

それにしても3600年周期とか57億年とか148億年とか、ダンディ世界の年数はスケールがでかい。
3600年待って故郷の惑星に帰るムーナギは、なんとロマンな生き物か。
 

●19話「宇宙の紳士はジェントルマンじゃんよ」(☆3.5)
 

スカーレットとハニーの初共演?
ハニーがクラウド星人とのハーフというのは、あとで効いてくるのかと思ったら、要はメカの運転ができる、ということだったようだ。


人を励ましたいのがクラウド星人の性質というなら、ハニーはバーだかクラブのちいママが天職だと思う。
ゲル博士も励ましてたくらいだし、ブービーズで働きながらパトロン見つけて、宇宙銀座に店を出すのがよいよ(妄想)。
 

スカーレットがダンディに落ちる?と思いきや、続くミャウのシーンであっさり笑い飛ばされたが、でも結局この時点で微妙に落ちていたのか?
この回リセットだとしても、結局スカーレットはダンディに落ちるウンメーだったのか?
23話(後述)を見てから見返すと、いろいろ面白い。
ダンディとスカーレットの距離感も、結果的に23話が盛り上がっていい感じだ。
じわじわスルメのような回。
 

●20話「ロックンロールダンディじゃんよ」(☆2)
 

これも相当に手間&時間がかかっているだろうし、ダンディ役の諏訪部さんがキモいほど熱唱(笑)
ジョニーのキャラデザインは上條敦淳士で、でも着ている服はコンドルのジョーとか笑える。
まあ、一夜限りのロックスターなんて、音楽にはまった昔ショーネンだったおっさんたちの夢だよね。
こういう形で夢を実現させるのも楽しいね。
 

●21話「悲しみのない世界じゃんよ」(☆4)

 

いわゆる死後の世界。
映像と世界観と音楽が美しい。
ロックやフュージョンばかりでなく、クラシックもありだ。
そういえばビバップでもアリア歌ってた。
美しかった。
 

お話は哲学的なようで、でも答えなんてない命題であり、結局考えてもしょーもないことだったり。
ナベシン的だよな。
 

ダンディのストーリーにおけるキーワードがこのあたりからどんどん見えてくる。
平行宇宙にそれぞれ存在するダンディ。
それはかなり異質なもので、ダンディにだけ許されるのか。
 

ポーを受け入れることで、悲しみのない世界=喜びのない世界に、喜びを見いだす、この切り替えの早さと懐の深さがダンディなのか。
惑星にも愛される男。
最後のタキシード姿のダンディが泣ける。
いや、宇宙のダンディだ。
 

●22話「同じアホなら踊らにゃ損じゃんよ」(☆5突き抜け)
 

もう激しくハイテンションにぶっ飛んで突き抜けてる。
でもって最高に世代ネタてんこ盛り。
酔った。
頭グラグラで腹が痛い。
 

絵柄はアストロ球団というか、懐かしの昭和テイストというかシンエイ動画というのか。
とにかくこれでもか!というくらい昭和が押し込まれている。
 

惑星グリースでサタデーナイトフィーバーでジョン・トラボルタで、なりはハマーか。
ねじ式、つげ、昔の貸しレコード屋w
明石区レコードはアカシックレコードとか、めちゃくちゃヤバイ。
昭和ネタにお約束な愉快なロンドン、楽しいロンドン♪は実は地域によっては知らない人もいると知ったのは最近のことである。
 

星長夫婦はマシューとマリラ。
ばあさんは漫画太郎(許可取ったらしい)。
ダンサーはギャートルズ美女にキングギドラにオーム。
 

最高にぶっ飛んだのは、ダンディが踊るベジャールのボレロ!
 

まさかダンディでバレエネタがでてくるとは思わなかったので、それだけでもひっくり返りそうになったが、でもそういえばジョルジュ・ドンが踊ったボレロはあの頃超話題だった。
ダンディが服を脱ぐところはキューティーハニーだろうか。
余談ながらこの22話が放送された日、奇しくも都内でシルヴィ・ギエムがまさにボレロを踊っていたのである。
自分のうちゅいったーのTLはリアルにボレロの感動・感想が次々とあがっていて、なかなかにカオスであったよ。
 

ついでにダンスでマシュー&マリラが踊るスケート風ダンスも、おそらく当時超話題のスケートのアイスダンス、トーヴィル&ディーンのパロディではないかと思われる。
このときも曲はボレロだったな。
一瞬昭和な少女漫画になるのも笑える。
 

この「ダンディ」に出たくていじけてたという山ちゃんがトン・ジョラボルタ(笑)。
出たかったのに結局日程があわず別録だったという残念なエピソードもあるが、一緒の収録だったらどれだけ突き抜けていたのだろう。
あ、ダンディとトン・ジョラボルタの踊りにはどおくまんの「花の応援団」もあったな。
 

あとダンス星人様のキャラクターデザインが大友克洋w
実に濃厚な30分で、エキセントリックな時間があっという間に流れて実にクセになる。
すさまじくハイテンションでバカ突き抜けで、これはどよんとなった時に見るとすごく効くのだ。
 

●23話「恋人たちはトレンディじゃんよ」(☆5∞)
 

これまた世代ネタというか、バブル時代の象徴的なデートネタ。
いろいろ懐かしいやら痛いやら。
バブルってバカな時代だったよ、ほんとに。
でも楽しかったよな。
 

ともかくダンディ&スカーレットが激絶に良い。
いいだろ、この2人。
というかこのラストに向かっていくこのタイミングでこの話をぶち込んでくるかよ。
ひどいわー。
完全に萌えに火がついた。
 

ネタはわたせせいぞう「ハートカクテル」に当時のトレンディドラマか。
私をスキーに連れてって、東京ラブストーリーとか101回目のプロポーズとかいろいろ。
ビートルにデートコースもスキー、江ノ島、外苑前(青山)、赤プリにプールバー等々、当時のお約束てんこ盛り。
余談だがブービーズダンスはジュリアナ東京だよね、やはり。
音楽は高中とか、やっぱりこれもあの時代のだよね。
 

ともかく、石田純一スタイルの立て襟にトレーナー背負ったファッションは、しかしダンディがグラサン(多分レイバン)かけるとやたらチンピラだ。
それでいて、スカーレットと一緒にいるときは無邪気なショーネンに戻ってたりして、こんなダンディ、今までになかったじゃんよw
 

そうか、ダンディにとってはショーネンに戻れる相性なんだ!
抱きしめられたい相性なんだ。
で、ダメ専スカーレットは抱きしめてくれるタイプ。
宇宙の港。
萌える…(*´꒳`*)
 

それでいてストーカーはモビルスーツのマジキチとか、なんだかスケールがまた異様。
 

スカーレットは先のクラウド星人の時もそうだったが、レア宇宙人との遭遇率が高いような気がする。
彼女と一緒なら、レア宇宙人見つけまくりじゃね?
 

そしてちゃんとすれ違うお約束もトレンディドラマ。
東京ラブストーリーのリカみたいなバカな女はすれ違ったって何とも思わないが、スカーレットみたいないい女は、切ないわ。
 

別の平行宇宙で、いや2周目(?)のふくらはぎ萌えのダンディの世界では、すれ違わない顛末もきっとありだと願いたい。

スカーレットかわいいよ、ほんとに。
 

●24話「次元の違う話じゃんよ」(☆3)
 

ダンディ×スカーレットで盛り上がらせておいて翌週ダンディの元カノの話とか、いけずすぎる(笑)
 

ともかく、円城脚本の2作目。
難解なSF度はGR図書館より上か。
EDのX次元の曲がこの回につながっていると初めて知る。
それにしても円城脚本だとゲル博士とビーが生き生きしていていいな。
 

ただダンディが賢こそうでいつものダンディじゃないように思えるのはワープでちょっと賢くなってしまったダンディだからなのか?
ハニーがいるのも非常に違和感。
 

カトリーヌの造形がアレなんで、これも声優さんは苦労したに違いない。
2次元宇宙の王子が井上和彦さんとかもう、なんて贅沢なんだ。


でもアレだね、やっぱダンディは本命年上系だね。
いいじゃん、スカーレット(そこか)。
 

●25話「裁かれるのはダンディじゃんよ」(☆3.5)
 

メインはほとんどしゃべらず、ゲスト喋りまくりの回。
特に某日曜6時半のゲストの方々がすべて持ってった感じだが(しかも中の人も同じというw)、さりげに「スペース☆ダンディ」の世界の謎が明かされ始める回でもあった。
あなどれない。
 

それでいてアストロ球団だの侍ジャイアンツだの消える魔球だの16文キックだのといった「お約束」はしっかりねじ込まれているから笑える。
 

スカーレットがなにげにダンディ引きずってるのはリセットされていない続き、と理解していいのか?
 

●26話「ネバーエンディングダンディじゃんよ」(☆5)
 

楽しかった。
終わった。
悪ふざけもバカも本気でやれはハイクオリティになると言う見本みたいなもんだ。
 

平行宇宙を自在に移動できる特異点ダンディ。
女たちが助けに行きたくなる宇宙のダンディ。
かっこいいこといいながら最後は一人で出発し、モニター越しにスカーレットに手を伸ばしつつ(と解釈)、結局ハミ尻&パンツで覚醒し、でもぶちこわしてしまう宇宙規模の大バカ者。
本当に本当に大馬鹿。
でもダンディだ。
かっこいい。
 

アレーだのコレーだの、もう昭和のロボットアニメてんこ盛り。
イデオンに見たことあるライオンロボまで搭載されてて、いったいどんなキメラだ。
自由の女神はマント脱いだらボンテージとか、いいんかいw
さらに幻魔まで出てくるよ。
 

しかもハワヤンキーの溶岩サーフィンの動きがすごい。
なんだこの熱の入れよう。
熱い。
無駄に熱い。
だが無駄じゃない、とねじ伏せるクオリティ。
やっぱりアニメは動いて、アニメならではのスケールでぶっとんでナンボだ。
 

ビーがジャイクロ帝国のスパイでゲル博士を撃ち、ジャイクロまで裏切るという黒ナス展開には驚いたが、ゲル博士とビーは148億年後もまたコンビを組んでいて欲しい。
余談ながら、公式サイトのビーの中の人が「ラストをお楽しみに」と言っていたが、この顛末をわかっててずっといいナスを演じていたのだとしたら、なかなか黒い高校生である(笑)。
 

2周目(?)はふくらはぎ萌えのダンディ。
2話のスカーレットの妙に色っぽい足のアップはこの布石?
ダンディとスカーレットはすれ違わないちょっとずれた未来もあるかもしれない、なんて思ったりする。
 

でも、誰か一人の女のものになってしまうのはダンディでない気もする。
んー、悩ましい。
でもダンディ×スカーレットは推したい。
 

とにかく。
最終回を見るとまた1話から見直したくなる、ネバーエンディングっぷり。
やられた。
またこんなぶっ飛んだ、スケールのでっかいアニメが見たいもんである。
ダンディの3期は…きれいにまとまって終わったから蛇足になるならどうなんだ?と思えど、やってくれるならシーズン1、2以上のパワー&スケールで頼む。
 



追記:
この作品が遺作となってしまったデュラン博士役の家弓家正さん、ありがとう。
デカパイがとてつもないインパクトとなってしまったが、でも素敵な博士だった。
静かなる中条も憎々しいレプカも忘れない。
どうぞ安らかに…!


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