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- 2014.11.17 Monday
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11月15日は石川賢御大のご命日である。
なんか今年は特に気になって仕方なかったのだが、なんと七回忌に当たってた。
呼ばれたかなぁ。
というか、もうそんなになるのか、先生が突然旅立たれてから。
というわけで、記念落書き、石川風銃士(笑)
「ベルサイユのばら展」:「アナログ」のパワー&パッションを本家の方にアップしました。
いやもうね、ほんとにスゴイ展示でした。
特に膨大な生原稿は圧倒されますよ。
ホワイトがないんだもの、ほぼ無修正(笑)なんだもの!
原稿にはカラーはもちろん、今は消滅している「2色原稿」もあって感動的でした。
赤と黒の2色原稿は、これはすごくキレイだと思って、昔真似して描いたことがある。
カラーは苦手だけど、この2色の、赤と黒と白の世界はすごく楽しかったなぁ!
赤というかクリムゾン系が好きで、そこにオーロラピンクを混ぜた色を作ったりして、それで2色とかやってみたり、面白かったです、ホント。
展示には懐かしの連載当時の週マのホンモノもあって、同級生のお家の「パーマ屋さん」(笑)で思いっきり読んでたよww
木原敏江がまだ「木原としえ」で、「エメラルドの海賊」描いてたり、「エースをねらえ!」が始まったばっかりだったり。
「郷ひろみ物語」も時代で笑えたよ! てか写真の郷ひろみが若すぎだよww
それはともかく。
この展示でつくづく思ったのは、行き着くところ「アナログのすごさ」です。
どんなにデジタル技術が進化しても、この「人」が直接紙に落とす線のパワーにはかなわない。
もちろん時代的なものもあるのは十分承知だし、何が何でもアナログマンセーなつもりもない。
でも人が自らダイレクトに紙に落とす線は、「線」以上に、思いの丈がこめられている。
多分漫画に限らず、やっぱり私がバレエや舞台が好きなのは、「人」がやる/表現する世界がダイレクトに伝わってくるからなんだと思う。
写真もそう。
昔は紙焼きあるいはポジで、一眼レフで撮ってたけど、あの時の方が対象との真剣勝負だった。
一瞬に魂を込める。
失敗は許されない。
だからこそ籠ってる思いは半端じゃない気がするのです。
いま私が描くのは絵とはいえない落書きが限界で、また昨今の同人界に蔓延している妙な「上手い人以外は描くな/下手な奴は描くな」的妙な観念からすれば、私は「絵を描きます」なんて、口が裂けても言ってはいけない類なんだろう。
でも、やっぱり絵は、紙に、ペンで描いてこそ楽しいと、心底思います。
時間的・物理的・空間的問題からPCペンタブな感じになってはいても、やっぱり絵はちゃんと原稿用紙にペン入れしたい、できれば。
あのペンで紙に描くカリカリコリコリショリショリ……という感じが、やっぱり堪らなく好きですし、懐かしいし、心が打ち震えるよ。
多分PCペンタブしてても物足りないのは、間違いなくその感じなんだよな。
そういう意味ではあの「新三銃士」の人形たちも、そうしたアナログコンセプトに基づいて作られ、また動かされていたわけで、その部分はすごく成功していたと思うのです。
だって、ベルばら展でアナログの生原稿を見て、やはり「描きたい」と思ってしまったように、あの人形たちにも、そうした「描きたい」という気持ちを再燃させてくれる力は、やはりあったのだから。
ええ、その点は私は否定しないです。
むしろ肯定するし、多分それが、それでも、あの人形劇から得られたプラスの部分の一つだったろうと思います。
そこから連なる人との関係とかね。
アナログが伝える、伝えたいと思うパワーの一つが、確かにあったと思うのです。
とはいえ、自分がだから紙に描くと、それこそやっぱりヘボ絵だからホワイトの嵐になるわ、切り張りだらけでコキタナイ原稿用紙になるわで、目も当てられない。
だからといって、文章ではどうかというと、悲しいかな、私はニュース・論説・ルポについては紛れもなく文章書きだし、実際それで多少なりとも飯食ってるから、やっぱりある程度の自信を持って書いている。
てか天狗になってはいかんが、特に私のようなデフォルト・チキンな人間は、耳クソ程度でも自信を持たないと、プロでは飯は食えない。
とはいえ、同業者に言わせると、私のように一応プロ畑の片隅にいるにもかかわらず、金にならない文章をブログで垂れ流すのは、馬鹿がやることなんだそうな(苦笑)
彼女らが言わんとすることもわかるけど、これは実際馬鹿だからそれでいいよ。
てか、人には人それぞれのやり方と考え方があるんだよ。
ともかく。
ではニュース・論説・ルポは書けても、お話しやストーリーを文章で書くことができるか、といえば、実はできない…というか進まなくなるのです。
これが「表現」の微妙かつ繊細なところで、今度は文章にすると、自分の頭で考えているものとどうも違うし、それでは自分が言いたいことが本当に伝わるとは、まだ思えずにいるわけです。
多分、自分の世界についての表現は昔々、「漫画」という手段で入ってしまったからなんだろうな。
だから、というわけではないが、実はカバはコマ割りが大好きで、コマ割りした絵コンテいうかネームは今でもいろいろ積んであるし、実は増えているけど、絵入れに至らず形になってないのが現実。
坂田靖子先生的に言えば「存在しないのと同じ」だ(苦笑)
まあ結局、アナログ時代に生まれ、今でも愛され進化する作品にどっぷりつかり、なんとなく、創作に至るまでいろいろ思いを馳せてしまったわけですが。
今は今なりのやり方があるんだろうし、アナログだろうがデジタルだろうが、結局「人」が何かしたいと思って生み出し、創り出しているのには変わりない。
それがホンモノかどうかの答えを出すのは、時間なのかな、やはり…。
なーんとなく、チャットの勢いで決行となった銃士倶楽部東京タイ飯オフ会@新橋、みなさま、お疲れ様&ありがとうございました。
当初予定してた店が日曜休みだったとか、日曜ゆえオヤジ酒場が開いてないとかありましたが、剣術教室を終えて駆けつけてくださったべるさん、Aramis師範、遠路お越しの久保田さん、そしてもっともっと遠路からはるばるいらしてくださったミノネツさん、ぱたひろさん。
みなさま、お疲れさまでした。
前日14日のチャットは、こちとら出張だったので行けなかったのですが、大変だったようで。
ぱたひろさん、久保田さん、ご協力いただいたみなさま、すごい!とログを拝見してびっくりです。
いやあ、暗号化ツールってあるのね!
勉強になります。
話題的にはいろいろありましたが、カバ的に気になってた「アトスは炎タイプか水タイプか」。
私のイメージでは炎タイプだと思っているのですが、聞いてみたらやはり水タイプが主流のようで、悩ましい。
アラミスはポルトスから養分吸い取ってる草タイプで、ポルトスは岩・地面だと思うんだけど…。
ダルはノーマルね。
いやさ、今年のポケモン映画がやっぱり銃士系統らしいので、せっかくだから「イクサの国のジューシたち」をやりたいんであるがね。
サンジューシの2つ目のベストリンクはアトス=コバルオン、ポルトス=テラキオン、アラミス=ビリジオンでおk?
そういえばアトス=コバルオンの声優さんて山ちゃんなのだよね。
山ちゃん、アトス声優だな(笑)
また話題の一つにこれまでの映像化作品はおっさん三人+ガキ1人ってのがやっぱり多くて、ダルとアラミスが原作通りに年齢の近いものってあまりない、ってのがありましたが。
カバ的にはそういうのって実は見てみたくて、そしてそれが最終的にダル物3部のダルVSアラミスにつながっていくと、どれだけ楽しいかとか思います。
次回は9月か10月か未定ですが、とにかく三連休の中日って話になってます。
ただ9月はカバが翌週末に所属業界最大の大型イベントを控えているので、ちょっとバタ付いてるかも…と思ったり。
旅行報告会&axleDVD鑑賞会でいかがでしょう。
「今度は個室で」というリクエストもありましたので、調べてみたところ、DVDも見られるカラボもあるようです。
って、axleのDVDって、いつ来るんだい??
●真澄さんフェア・カクテル編
東京プリンスホテル、再び。
てか今日は通りすがりだし、たまたま近くで働いてる友人も時間空きだというので、「誕生日プレゼントに驕る」と呼びつけた。
まったく、9月は家族・友人含めて超お誕生日月間なのだよなー。
でも「誕生日プレゼントが真澄さんカクテルなんて、いいじゃないの」と思ってるのはヲタだけで、つきあわされる方は「違うの、私はヲタじゃないのよ」とバーテンダーさんやスタッフさんの視線をかわすのに必死だったに違いない。
ありがとうね、Kちゃん。
で、真澄さんカクテルは「紫の悲恋」。
今日は銃士じゃなくて「ガラスの仮面」の話で。
東京プリンスホテルで真澄さん、もとい「ガラスの仮面」コラボフェアがやってると聞いて、行ってきましたよ。
本当は 真澄さん執務室仕様のお部屋 に泊まりたかったんだが、気づいたら完売状態で予約すらできなかった、くくく悔しい…!!
というわけで、せめて真澄さんスイーツは食べておかねばならない。
ガラスの仮面「速水真澄」デザート、だ。
同行いただいたのは久々に23区に出て来た奥多摩在住のヲタ友。
場所は東京タワーの真下、東京プリンスホテル1階のティーサロン「Pikake(ピカケ)」だ。
結構混んでるかと思ったけど、以外と空いてて、2人で4席分「どうぞゆったりお使いください」ということで、お言葉に甘えてゆったり〜。
「紅天女」試演のとこでお話しが止まってる友人にその後の展開をレクチャーしつつ、ランチの「サーモンとイクラのパスタ」をいただいた後、いよいよ真澄さんデザートが登場だぁ!
山本サトシ・画の「新・三銃士」の単行本が今日やっと届いた。
発売日1日だろ??
発売日前に注文しておいたのに、なんだこのやる気の無さは??
しかも都内在住なんだがな??
不在通知入れられても受け取れないから、わざわざポストに入るように単品で注文したんだけどね??
まあともかく、パラパラ見た限りは「学習雑誌」的に随所フランス関係や銃士関係のコラム入りのようです。
ちゃんと学習方法を教えてるって感じはする。
本編人形劇が全然「教育」にならなかった分、ここでフォローしてるのかね(笑)
とりあえず、漫画の方は明日電車の中でゆっくり読むとして。
今日は和田慎二先生の、追悼。
訃報の第一報を目にしたのは5日…というより6日の未明のTwitter。
発信元が野間美由紀氏だったので、ガセではないのだ…と思えども、なんか瞬間頭の中が真っ白になってしまった。
で、6日の昼に公的なご逝去のニュースを目にした瞬間、鼻水垂れてきてしょうがなかった。
ネカフェの個室だったから、存分に泣けた。
とはいえ、和田慎二作品は「スケバン刑事」で止まってるし、正直「スケバン刑事」はそれほど好きってわけじゃないんだけれど。
私自身も「なんで?」と思う。
「なんでこんなにショックで泣けるんだろう??」と。
でも思い返してみれば、「超少女明日香」はホントに大好きで、友だちに何度も借りて読んで(もちろん後に自分で買ったが)、そして似顔絵をめちゃめちゃ描きまくった作品だった。
多分「お人形さん」のお絵かきから脱却して「漫画家のような絵を描きたい」と漠然と意識して描き始めた、最初の頃だったかも。
和田慎二の絵はシンプルでとっつきやすかったし、特に明日香は描きやすかった。
しかも彼女はかわいくて、カッコよかった。
ちんちくりんでも超少女で、変身すると超々少女というカッコかわいさ。
すごく魅力的だ。
さらに猫もかわいかった♪
●着うたフルのマニア度
密かにアラコンがヨリを戻し、再び恋人同士になるときのBGM!と思っていた曲が、着うたフルに入っていてびっくりです。
とりあえず分類すればかろうじてクラッシックだけど、とはいえガチガチの高尚系でありたいクラッシックファンのお方は、とてもじゃないがアレをクラッシックとは認めたくない、という結構マニアックいうかマイナーな曲なのに。
着うたフルも侮り難し。
てか、これだけ個人の趣味も多様化すると、マイナーもメジャーも、そもそも意味ないかもしれんね。
いずれにせよ、サイトの気紛れで、いつの間にか消えてた…なんてことになったら悔しいので、早速会員登録して、ダウンロードしました。
でも、一番アラコン的なキモの部分の、その前で終わってたって…意味ねぇぇぇっ(爆笑)
いいよ、とりあえず目覚ましアラームの一曲に混ぜておくよ(泣笑)
因みに曲のタイトルは「神の子羊(アニュス・デイ)」。
宗教曲いうか讃歌ではあるのだ、パーカッションバリバリの前衛音楽でも。
一応イタリアでは由緒ある教会で演奏されたというから、バチカンのお許しも出ているのでしょうな。
西欧も宗教色は意識的には薄れたとはいえ、信者はまだ普通にいるし、彼らのDNAにキリスト教はイヤというほど染み込んでるし、モダンな教会音楽が生まれても何ら不思議はないだろうな。
まあ、アラコンについては引き続き、まだまだいろいろ考えるトコはありますよ。
私的には、アラミス先生の最大の敵は、やはり神様だと思います。
どっかで本流に戻って生臭テイストが入ってくれてもいいんだけど、まあ人形アラミスには無理だろうし、それゆえの人形アラミスだからなぁ。
にしても、困った先生だよ、ホントに(^_^;)
●川上とも子さん哀悼
アニメ「ヒカルの碁」のヒカル君を演じていた川上とも子さんがお亡くなりになりました。
享年41歳って…若すぎる!
「ヒカルの碁」は、小学6年生のヒカル君がどんどん成長していくさまがリアルで、またその心模様や悩み、挫折といった成長過程の構成がおみごとで、碁なんざ全然分からなかったし、今でも分からないけどどハマリしましたし、今でも好きです。
しかもマンガはもとより、アニメの出来もすごくよかった。
佐為が消えちゃうトコなんてもう、反則的な出来栄えだよ・゚・(つД`)・゚・
そして「ヒカルの碁」は、私的には珍しく主人公が好きだったという、稀有な作品の一つです。
ああいう元気で純粋でまっすぐな男の子は大好きだし、そういう意味ではヒカル君は実は草間大作@GRと並んで、多分カバ的二大ショタキャラだったりする(苦笑)
まあ、ヒカル君は成長するからショタとは言えないけど。
でも、だぶだぶの学生服なんて、かわいかったじゃないか〜vv
そんなわけで、訃報に接した時は、彼女の余りの若さも含め、地味にショックでした。
「私より先に逝っちゃうなんて、ヒドイじゃないですかぁ〜」という千葉進歩さんの声が聞こえてきそうです。
「さぞや無念だったでしょうなぁ…」という軍曹の声も聞こえてきそうです。
氏のプロフィールのところに「最近の愛読書は『旧約聖書』『新約聖書』」とあったのが、とても印象的で、実は気になっていたのですが、ガンを患っていたと知り、「ああ、そうだったのか」と思いました。
「シ」を隣りに感じながら、どのような想いで闘病されていたのか…。
本当に、お疲れさまでした。
ありがとうございます。
ヒカル君はずっと、宝物です。