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  • 2014.11.17 Monday
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レジスタンス三銃士:石川賢×3+パリオペ×1

レジ三こと「レジスタンス三銃士」。
作者はヴォルドマール・レスティエンヌ。
今更的ですが遅れて、ゆるっと読み始めました。
まだ途中ですが、かなり好みです。
ってか相当好きですね、こういうダーティーで下ネタ俗語てんこ盛りの赤裸々な世界は。
「三銃士」とタイトルについてはいるが、それを差し引いても楽しめる。
キャラもいいし、やたらスッポンポンというか真っぱ登場シーンは多いし、いろいろ楽しいわ、これ。

全然気にする必要はないと思うけど、一応、以下ネタバレ。





 
レジ三。
第二次世界大戦時代のフランスのレジスタンス、というからパリの地下組織か何かかと思ったら、イギリスが舞台だったりチャーチルとかド・ゴールとか出てきたり。
コンスタンスなんてチャーチルの秘書というかスパイだったり。
こういうところでは結構面食らったわ。

でもって密命帯びる任務につく割には、どいつもこいつもいろいろ目立ちすぎ、特に三銃士ww

でも設定を読んだ時点でかなりダーティーな石川賢テイストの画風で世界が浮かんできたんですが、その基本は変わらないですね、いまのところ。

ただ「第二次世界大戦のレジスタンス時代」を舞台にするに当たって、アラミスが「ユダヤ人パイロット」であるという設定を読んだときに、イメージとして一番最初に「ぼんっ!!」と頭に浮かんできたのが、パリ・オペラ座のジョシュア・オファルトだったのですよね。

「いやいや、それはいくらなんでもなぁ( ̄v ̄lll) 」と、自分でも打ち消してたんですが。
レジ三のアラミスはこちらが「ああぁ〜、そんなに言わんでいいから(滝汗)」と気恥ずかしくなるくらい「美しい」「惹きつけられずにはいられない」「この世のものとは思えない美しい顔立ち」と書かれている(*>ω<*)テレルー
しかも仕立屋の息子ってんなら、それなりに着道楽だしおしゃれだろう。
まあつまり、オファルトはあながち外れじゃなかった……というかいろんな意味で結構当たりかもだ。
また1940年、つまりはフランスがドイツに負けて「危険になったため」「苗字をフランス風に改めた」という件は、さりげなく、重いね。

アトスは顔傷男って設定ってのを読んだとき、「月影千種的に半分ボロボロで仮面付」をイメージしてたが、確かに描写は月影千種で、さらにもう顔が左右対称じゃないという壮絶さ(いや、人の顔は左右対称じゃないけどさ)。
その一方で壮絶さの分、とても目に表情がありそうで、かなり良い。
すごく私的にはアトスらしくていい。
さらにその壮絶な顔を隠しもせず丸出しってどれだけ目立つのかはともかく、髪型は落ち武者かなぁと思ったり。
こういう設定は小説じゃないとできないですね。
ビジュアルじゃキツイ。

ポルトスはコルシカ人じゃなくてアルジェリア人で母親がポーランド人で金髪刈り込んだ巨漢ですさまじい入れ墨(爆笑)で、無邪気で陽気で力持ちな、やはりとても愛すべき男。
でもってマザコンだ。
愛嬌もたっぷりな、ワイルドな癒し系だ。
アトポルに関しては私は素直に、ストンと「うん、アトスでポルトスだな」と激しく納得できる。

ただダルがね。
いいとこのボンボンなのは譲っても、アート、ことにクラシックに明るいダルなんてありえんわww
バイロイト音楽祭で演奏されたワーグナーのオケ編成を空んじるダルなんて、もう全然ダルじゃない、私的には。
色っぽいダルとかお行儀のいいダルもあり得ないが、クラシック音楽に明るいダルなんてもっとあり得ない。
コンサート会場に入って音楽が始まった瞬間、安らかな眠りに落ちていくダルなら、すーごく、納得行くが。
まぁ「1940年代の愛国心に溢れる若者」というのはわかるけどね。

というわけでダルに関しては「ダル」のイメージはつかめないです。
他の登場人物をアトス、ポルトス、アラミスと言うことはできるが、ダルに関してはやっぱりダルじゃなくて、作品の主人公、フィリップ・ド・モーペルチェだなぁと思う。
まあ便宜上ダル、とはしておくし、石川賢風の世界の登場人物として妄想することはできる。

んなわけで、脳内的にはアトポルと便宜上ダルが石川賢テイストで、アラミスがパリオペという妙ちきりんなイメージでゆるっと読み進めています。

でも「三銃士」とはいえ登場順が便宜上ダル→ポル→アト。
そしてその3人で投獄死刑囚のアラミスを脱獄させるという展開で、つまりは「三銃士」は最初から「三銃士」というわけではない。
(ちなみに投獄の顛末が、間男したご婦人の夫君に殺されかかり、結果的に夫君が自殺を選ぶという、なんか韓ミュを彷彿とさせるところあり)
むしろ話の雰囲気的にはアトポルと便宜上ダルの3人にアラミスが加わったみたいな、いわばアラミスが一種ダルポジション的な雰囲気も感じられるのが、なんか面白い。
でもとはいえ、ではダルがアラミスポジションに成り代わってるか、というとそうじゃない。

そんなことより気になるのは、このレジ三アラミスの不思議な浮遊感なのですよ。
なんだろう。
もちろん女好きで浮いた浮いたな設定ではあるし、アラミスをより現代にもってくれば来るほど、浮いた浮いたという感じになるのは分かる。

でも。
それにしたって、明らかにまとってる空気が違うんだよ、ほかの3人の登場人物とは。
このレジ三アラミスは実に不思議だ。
アラミスだから当然ダークを匂わせるんだが、ミステリアス…というよりはフェアリー寄りというのか。
歩いているんだけど、地上を歩いていないというのか。
うーん、読み進めれば印象変わるのかな???

「アトス・ポルトス・アラミス」という王道三銃士の、最初から3人強い絆、というものも感じられない。
でもこれはこれでいい感じで、なかなか興味深いし、逆に後から加わったアラミスがほかのアトポルとどう仲良くなっていったのかが見えそうで楽しみです。

というわけで中間報告なんぞしてみた。
この先どう印象が変わるのか楽しみですわ。

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