categories

archives

Message

ashiato

株主優待

手ブロ

TWITTER

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 2014.11.17 Monday
  • -
  • -
  • -
  • -
  • -

スペース☆ダンディ:バカボン的ナンセンスと狙われたジェネレーション!?(笑)

最初は地味に、でも最後は公に楽しんでいた深夜アニメ「スペース☆ダンディ」が最終回放送を終えました。

いやいや、楽しんだ。

1月からのシーズン1、7月からのシーズン2の全26話で、録画してまで楽しみにして見たアニメというのは、実は超久々。
昨今の萌え系テイストな絵柄が大勢を占めるようになってからは、もうアニメは見ないだろうなと思っていただけに、ダンディは衝撃的でした。

といっても、まともにウィークリーで見始めたのはシーズン2からで、それまでは録画でため込んで放置、状態だったのですわ(^_^;)
もったいないことした(超後悔)。
でもまぁ、こういうのは波長が合わないとなかなか見るに至らないというのもあるから、私のタイミングは、きっとこれでいいのだ。

いずれにしても1話から録画しといたことだけは自分エライ!とほめておく。
やっぱり自分の感覚・直感は間違っていない。

いやだってさ、今時リーゼントの主人公だよ(笑)

このリーゼントにスタジャンって化石のようなヤンキースタイル、もうそのファッションがわかる世代を狙ってるとしかいいようがないじゃん。
ターゲットは俺か!俺世代か!みたいな。

んでストレスたまっていた頃に何気にシーズン2の1話を見て、こりゃヤバい!えらいこっちゃと思い、シーズン1の1話からひっくり返して見たら、もうどうにも止まらない〜w

ネタがやっぱりジェネレーション系。
しかもパロディてんこ盛り。
バカボン的に「これでいいのだ」とぶん投げるナンセンスベースにもかかわらず、いきなり不意打ち喰らってほろりとさせられる。
かと思えばとてつもなくアーティスティックな世界が展開されたりで、まったく油断ならないのですよ。

とにかくただ世代ネタ・小ネタを盛り込むだけではなく、挑戦的な、実験的なこともやっているところがすごいのだ。
一話完結スタイル、つまりストーリーを作るにあたっての最低限の基本事項以外は「自由」で「制約がない」発注方式だから、発注先のクリエイターが好きに自由に作っている。海外のクリエイターの参加も多くて、それが「宇宙」という舞台にいい味を付け加えているわけです。

作画監督もおかないから、話によってキャラクターのテイストが微妙に違うのが、これはこれで面白い。
アメコミ風、昭和のスポ根風等々、全部「ダンディ」なのだ。

ともかくクリエイターが好きに自由に楽しんで作り、その結果一つひとつのクオリティが高く、30分枠とは思えないほどよく動く。
動画枚数やコンテ枚数は一般的な30分アニメのそれをはるかに超えているという話。
話によっては1人または2人のアニメーターが動画全てを描くとか、信じられない動きをするものもある。
アニメーションとは動くものだ、というのを改めて実感させられる、この本気。
時間(と予算)があれば本当はここまで作りたいのだ、という熱意が伝わってくるわけです。

脚本に芥川賞作家の円城塔が参加しているというのも驚きなのだが、この本格科学系SF脳の人が書いた話は実に文字通りスペース・ファンタジー。
しかも円城脚本ではアニメによく出てくる「○○博士」が名ばかりではなく、ちゃんと論理的に博士しているのがすごいし。

さらに音楽が山下達郎系だの高中正義系だのT-SQUARE系だの、ダフトパンク風…といった80年代、90年代のそれ。
でもミュージシャンは今の人たち。
オヤジのノスタルジー×若者の本気だ。

またゲスト声優も「マジ?」というほどに豪華。
ジャイアント・ロボ(GR)の島本須美、山口勝平、小川真司を揃えて呼ぶとか、キャストも遊んでる。
しかもナレーターはスタートレックのカーク船長、島田正明御大でGRでは草間博士だから、これはファンにはうれしいの何の。
声優エピソードには「出たくてたまらなかった」というコメントも多く、いいスタッフ、面白い作品にはいい役者が集まってくるのだという相乗効果もあるんだなぁ、やはり。

もっとすごいことに、スペース☆ダンディではキャラ萌えまで起こってしまったのですわ。
ナベシン作品はストーリーの大骨子もキャラも基本的には大したことなく、音楽で見るものだと思っていたのに。

ダンディがバカすぎてしょうもないDQNなのだが、でもかっこいいのだ。
バカはバカでもスケールが違う。
どストレートにどーんとあたって大爆発どころかビッグ・バンまで起こす、宇宙のダンディなのだよ。
バカで品もないしょーもない男だが、やっぱりかっこいい。
徹底してブレないからだ。
だっさいヤンキースタイルでも成田山のお守り下げてても、絶対本質がブレないかっこよさ。
ダンディだ。

困る。
本当に困った男だ。
だが、そこがいい。

まあそんなわけで、一つひとつのテイストが違い、どこから見ても楽しめるから、気分に合わせてリピートして見たりということもできたりするわけです。
これは当分まだ楽しめそうです。

スポンサーサイト

  • 2014.11.17 Monday
  • -
  • -
  • -
  • -
  • -

コメント
コメントする